PyCon JP 2020に参加してきました。
今回、初めてPyCon JP 2020にてトーク採択という良いチャンスをもらい、
初めてづくしで疲れてしまいました。
オンラインパーティの中締めで失礼して寝ようかなと思ったけど
ふとブログに感想書いてみようと頭をよぎったので、
若干の酔いに任せて、まとまってないけど書いてみました。
Speakerとしての感想 は当日に書いた感想です。
セッションとかの感想は後日、アップデートします。
各セッションの感想
個人的には色んなラインナップのあるセッションだったなあと感じました。
Webアプリ開発やDeepLearningのセッションはベースとしてありながらも、それ以外のセッションがあったので、個人的にはとても楽しかったです。
去年の初参加はWebアプリ開発、 DeepLearning系に参加したので、今回はそれ以外に参加してみようと思いました。
1日目
- 2020年代のコンテナ時代のPythonアーキテクチャ&デプロイ
- PythonからGolangに変更してから再びPythonに戻った理由
- Django + SQLAlchemy: シンプルWay
- GAE/Python2 to Python3 Migration Journey
- Pythonではじめるソフトウェア無線
個人的な本命は、Django + SQLAlchemy: シンプルWayでした。Django-ORMで苦しんだことがあるので、とても良かったです。説明いただいた構成が無理なく進める上では良いんだろうなと感じました。もう一度資料を見直してきちんと理解したいと思います。
予想を裏切られるくらい面白かったのは、Pythonではじめるソフトウェア無線でした。奥深い世界と発表者の方がめちゃくちゃ詳しくて圧倒されました。
2日目
事前準備、個人リハーサルしていて、セッションは見れませんでした。。。
今週の土日に見直そうと思っています。
基調講演の感想
基調講演:芝世弐氏
将棋の話はとても面白かったです。
あそこまで飄々とされて結果が出ていると、脱帽という感じでした。
ただ、ゴールに向かって必要なことを淡々と進めている印象を受けました。
研究職の方と仕事をしたことがありますが、その時と同じ印象で、自分が見ている次元より上の次元でモノゴト捉えているんだよなーと改めて感じました。
Keynote: Mr. Rich Jones
私が15年間エンジニアとして、いくつかのカンファレンスでキーノートを聞いてきましたが、トークの構成や使う言葉を含めてNo1のトークだったと思います。
これをライブで体験できたのは良かった。
シビックテックに対して関わりたいとStay Home中に感じたので、刺さるものが多かったです。
State-lessはそういうことかーーって思いました。
(バランスを取りたがる私としては、この話は惹かれつつ、踏み込みすぎるのは厳しいという"はざま"にいます)
とりあえず、色んな人に見て欲しいので、Facebookやチームの人に共有してきました。
Speakerとしての感想
PyCon JPには去年、初めて参加して色んな気遣いのあるカンファレンスだなーと感じ、普段仕事ではPython使ってないけど、今回のカンファレンスに参加してみようと思いました。
普段、トークを聴く側の参加者でしかなかった私ですが、今回トークする側にまわったことで裏側を見ることができ、さらに色んなことに気遣いがあるなーと感じました。
- リハーサルなどカンファレンスまでの準備
- 当日のトークセッションをスムーズに行うためのオペレーション
- キーノートの同日通訳はとても最高でした!
当然、改善すべきことはあるかもしれませんし、これが全てOKかというとそうではないとは思いますが(私の見えないところには何かあったかもしれない) 技術カンファレンスの裏側を支えるスタッフの方々は今取れる最善をとって進めていただいたと感じました。
PyCon JPだけではなく、いろんな技術カンファレンスがあって、それぞれに裏方のスタッフの方がいると思います。
今回、初めてトークする側に回って、一層、スタッフの方々に対する敬意の気持ちしかないなと思いました。
この辺りはスタッフなどコミュニティを支える活動をしていない私だからの感想かもしれませんが、こういった貢献の仕方もあるんだなと改めて感じました。
なんかもう、コミュニティやカンファレンスを運営している人たちすげーな。
自分のトークに対する感想とかよりも、それが一番の感想になっちゃいました。
PyCon JPを支えているスタッフの方々、全てに感謝いたします。
ではでは。